大手キャリア3社のプリペイド携帯・プリペイドスマホの現状について、まとめました。
各社のプリペイド携帯のサービスの現状と端末ラインナップ・各種料金の比較を。
docomoのプリペイド携帯
まず、docomoから。
docomoは、既にプリペイド携帯事業からは撤退済み。
docomoのプリペイドスマホをお探しの方には、残念なお知らせですが、Softbankしか選択肢はありません。
docomoは、2005年にプリペイド携帯から撤退しているので、もう10年以上も経つんですね…。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0502/21/news031.html
AUのプリペイド携帯
追記:auは、プリペイド携帯事業からの撤退を発表済み。下記がスケジュールとなります。
2018年11月17日:プリペイド携帯の新規申し込みを受付終了
2020年6月15日:プリペイドカードの販売を終了
2020年12月15日:プリペイドカードの新規登録機能を停止
2021年12月15日:プリペイド携帯サービス終了
AUでは、「ぷりペイド」というサービス名でプリペイド携帯サービスを展開しています。
販売機種は「簡単ケータイ K012」1機種のみで、それ以外に選択肢はありません。
こちらの機種は、簡単ケータイの名の如く、ガラケーです。
プリペイドスマホのラインナップは残念ながらありません。
http://www.au.kddi.com/mobile/product/prepaid/usage/exclusive/
AUぷりペイドの通話料
通話料は曜日・時間帯によって、二段階に分かれています。
6秒10円(税込)
平日昼間(午前8時から午後7時までの間)
土日祝日昼夜間(午前8時から午後11時までの間)
5.5秒/10円(税込)
平日夜間(午後7時から午後11時)
深夜早朝(午後11時から午前8時)
Cメール(SMS)送信料
5.14円/1回(税込)
利用可能期間
月額料金は不要ですが、登録するぷりペイドカードの額面によって、利用できる期間に制限が掛けられています。
高額なぷりペイドカードを登録するほど、長期間利用できるようになっています。
3000円:60日間
5000円:90日間
10000円:365日間
普通の携帯と違い、仕組みがちょっと複雑ですね。
Softbankのプリペイド携帯
大手キャリア3社の中で、プリペイド携帯にとても情熱的なのが、Softbank。
さすがは、孫さんですね。
他の2社とは違い、プリペイドスマホも取り扱っていますし、ガラケータイプのプリペイド携帯も取り扱っています。
大分、昔にはなりますが、iPhone 5もプリペイドスマホとして販売していましたので、docomo/auと比較すると、Softbankはプリペイドスマホに注力しています。
Softbankのプリスマ「シンプルスタイル」では、
スマホが2機種、ガラケータイプが1機種と、種類豊富な端末を選べることが、シンプルスタイルの魅力的な点です。
以前は、20機種ほどありましたので、こちらもかなり減ってきています。
シンプルスタイルの通話料
8.58円/6秒(税抜)
シンプルスタイルのデータ通信量
対して、スマートフォンプランの方ですと、
インターネット検索やLINE等で、データ通信が必須とも言えますので、良心的な価格設定になっています。
http://www.softbank.jp/mobile/price_plan/prepaid/smartphone/
料金プランは、下記の通りです。
プラン | 価格 | 有効期限 |
---|---|---|
200MBプラン | 900円 | 2日 |
700MBプラン | 2,700円 | 7日 |
3GBプラン | 4,980円 | 30日 |
格安SIMの場合、3GBプランで1,500円~2,000円程度ですので、約2~3倍とかなり強気な価格設定となっています。
まとめ:プリペイドスマホならSoftbankしかない
大手3社のプリペイドスマホ事情について、まとめました。
現在、プリペイドスマホの選択肢は、Softbankしかありません。
普通のキャリアのスマホと比較しても高いですし、格安SIMと比較すると圧倒的に高額なのがプリスマ最大のデメリットです。
プリスマユーザーの中には、携帯ブラックリスト入りしている方であったり、クレジットカード・電話番号を持っていない方も多いでしょうから、契約はちょっとハードルが高い。と思いがち。
でも、携帯ブラックやクレジットブラックでも、クレジットカード・デビットカードを持っていなくても、格安SIMは契約できます!
参考:携帯ブラック
まとめ2:携帯ブラックでも契約できる格安SIMの方が断然オススメ
先程、携帯ブラックでも、クレカなしでも、電話番号無しでも、格安SIMは契約できるとご紹介しましたが、月額料金で比較すると、3GBプランで比較すると、毎月3,000円程度格安SIMの方が安いです。
年間で36,000円の節約。圧倒的に、格安SIMの方がお得です。
また、格安SIMはキャリアなどと同様に、容量を使い切った後でも低速に制限されるもののデータ通信使い放題というのも大きな差です。
(プリペイドスマホは、容量を使い切ると、一切通信できなくなります。)